サラリーマンプログラマについて、IT業界のことを交えながら説明していきたいと思います。
(知識不足や、誤解などあるかもしれませんが、なんとなくでも伝わればと思います)
IT業界の分類
色々ややこしくなっているのですが、大きく分けて
- 自社で製品を開発している企業
- 製品の開発を他社にお願いしているところ
- 製品の開発をお願いされているところ
と分けるのがわかりやすいと思います。
自社で製品を開発している企業
Google、Appleや日系企業だと楽天、メルカリなどを思い浮かべるといいと思います。自社の社員として、エンジニアを雇い、プロダクトの立ち上げから、運用までを行う企業です。一番イメージしやすいと思います。
製品の開発を他社にお願いしているところ
他社と協力だったり協業だったり呼び方は色々ですが、自社内で開発を完結させず、製品の一部を他社に発注し、開発してもらっている企業です。大手メーカーなどがだいたいこれに当てはまります。
製品の開発をお願いされているところ
有象無象が蔓延るIT業界の多数派です。IT業界の闇部分は大抵ここの企業におけるエピソードです。また、この中でも色々レベルがあり、メーカー企業から、受託開発している企業や、単に派遣社員を送り込んでいるだけの企業があります。
サラリーマンプログラマとは受託開発をしている企業のプログラマと思ってください。お客さんから言われた通りにプログラムを作る仕事です。クリエイティブではないことをサラリーマンと表現しています。
2種類のSE
私は自分の職種のことをプログラマと呼ぶようにしています。コーディングだけをしているわけではないので、コーダーではなくプログラマと呼んでいます。
おそらく、私と同じような立場で仕事をしている場合、自身の職種をSEと呼んでいる人も多いのではないかと思います。業界外の人に対してはそれっぽくてかっこよさげな感じがするのですが、個人的にすごくダサいと思ってしまいます。
現在、日本のIT業界において、SEとは
- ソフトウェアエンジニア
- システムエンジニア
の2種類の略語になっています。ソフトウェアエンジニアは、純粋な英語でアメリカなどでも通じる職種です。自社開発企業で、ソフトウェア開発を行っているエンジニアが名乗っていい職種だと思っています。
対して、システムエンジニアは和製英語で、日本でしか通じなかったと思います。カタカナ使いたい病っぽくて好きではありません。 さらに、個人的なイメージかもしれませんが、システムエンジニアはコードをあまり書かないイメージがあるので、コーディングがプロダクトにとって重要だと思っている私としては、なおさら使いたくない単語になっています。
私は、製品の開発をお願いされているところ(俗にいうSES企業)に属しているので、自社開発企業への転職を目指しています。
SES企業は何かと悪く言われているのですが、色々思うところがあるので、別の記事にできたらと思っています。